大塔(だいとう)
壇上伽藍内でも鮮やかな朱色で一際目を引く大塔。弘法大師と真然大徳の二代にわたり造られた真言密教の根本道場としての象徴的建造物で根本大塔と呼ばれています。多宝塔様式の建造物としては日本初の物と言われています。内部には胎蔵界大日如来を中心とし、周囲に金剛界四仏、16本の柱に十六大菩薩、そして壁の四隅には密教を伝えた八祖像が描かれおり、堂内が立体曼荼羅となっています。度重なる落雷等で何度も焼けましたが、都度再建されており現在の塔は、1934年(昭和9年)に再建されたものです。
堂内に入ることが出来(有料)直接間近に参拝や見学することが出来ます。また諸堂共通内拝券の利用も可能です。
カテゴリー: 壇上伽藍 | Tags: 壇上伽藍, 大塔, 根本大塔, 真然大徳, 諸堂共通内拝券|コメント(0)
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