上杉謙信廟
「大師の腰かけ石」よりさらに進み向かって左へ少し入った場所に武田信玄のライバル、越後の虎こと上杉謙信と上杉景勝の霊を祭った霊屋があります。
歴史を感じさせますが立派な佇まいです。柱なども朱色をベースに青や緑などカラフルに彩られ、屋根も昭和41年の解体修理の際にそれまでの銅板葺から檜皮葺に復旧されています。石造りの五輪塔が立ち並ぶ中ここだけが霊屋であり、ここだけ少し華やかな印象を受けます。
謙信の名前は、1574年(天正2年)に上洛した際、高野山にも訪れその時に贈られた法名であると言われています。
参道からよく注意してみておかないと見逃すのでご注意ください。
参道側からズームで撮影。
それにしても、武田信玄と上杉謙信のお墓がかなり近く祭られているのが宿命とでもいうのか、あちらで酒でも酌み交わしているかもしれませんね。
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